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入笠ボランティア協会創立20周年記念式典が開催

今年活動20年目を迎えた入笠ボランティア協会の創立20周年記念式典が、2023年9月9日(土)に、富士見パノラマリゾート(長野県富士見町)内のゴンドラ山頂レストラン「スピカ」にて開催されました。当基金では2017年度の日本山岳遺産認定団体として同会を助成した当基金も出席しました。

前日、県内を通過した台風13号により開催が心配されましたが、当日は時折晴れ間が出る過ごしやすい天候のなか、各地から入笠湿原に集まった会員らは、朝9時過ぎからススキの穂刈りや枯草除去などの全体活動で汗を流したのち、午後から開かれる式典に参加しました。

冒頭、同会会長の沢崎立雄氏による開会挨拶では、1980年代の入笠湿原の風景と2023年の状況を比べた写真が披露され、会の歴史とこれまでの活動を振り返るとともに、この先さらに10年、20年と活動を継続していくことの重要性を訴えました。続いて来賓の名取重治富士見町長や、富士見パノラマリゾートの雨宮和彦常務理事らが祝辞を寄せ、式典第二部では、会員による二胡の楽器演奏や、入笠山にまつわるクイズに参加者全員で挑戦するなど和やかな雰囲気で、会の創立20周年を祝いました。そして、同会副会長の梅田克己氏の発声にあわせて会員全員が「頑張ろう!」とこぶしを挙げ、今後の活動への決意を新たにしました。

永年功労者表彰の様子 約50年前に入笠湿原を守る活動を始め、現在まで活動を続けている

 
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入笠山 [ 長野県 ]入笠ボランティア協会

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