金剛錬成会 open_in_new
認定年:2020年
助成金:500,000円
助成内容:登山道の維持活動と安全登山のための意識啓発活動
大阪・奈良・和歌山の3府県にまたがる金剛生駒紀泉国定公園最高峰で日本二百名山の一つ。大阪府内で絶滅危惧I類となっているノカラマツやミツバコンロンソウが生育、多様な自然が残る。古事記や日本書紀にも記載があり、2020年度の日本遺産に認定された。
金剛錬成会では金剛山に安全で快適に登れるように、登山道の修復や倒木等の処理、草の刈払い、山頂トイレの清掃、山頂ライブカメラの管理などを行なっている。
[2021年度活動報告]
長引くコロナ禍により、中止する活動も多くありました。例年通りの活動ができない状況ではありましたが、今季は積雪が多かったため、雪で倒れた倒木を助成金で購入したチェーンソーを使って撤去作業を行ないました。
また、アイゼンを付けずに急斜面を降りる登山者の事故で救助が多く発生したため、登山道の危険箇所の目印や、マナー啓発の看板を設置し、事故防止に努めました。
そのほか、豪雨で荒れた登山道にバラス(砕石)等を敷き、補修しました。事故防止・自然の景観保護に寄与する事ができました。
関連ニュース
2020.10.29
日本山岳遺産ニュース
全国4カ所を2020年度の日本山岳遺産として決定
- 日本山岳遺産基金は、2020年度の「日本山岳遺産」を決定し、以下の通り発表します。 アドバイザリーボードの助言のもと、事務局にて検討した結果、本年度は以下の4カ所を認定しました。各認定団体には、