特定非営利活動法人 飯豊朝日を愛する会 open_in_new
認定年:2018年
助成金:500,000円
助成内容:飯豊連峰梶川尾根における植生復元
飯豊山(2105m)を擁する飯豊連峰は、大日岳(2128m)、御西岳(2013m)などが十数キロに渡って連なっています。磐梯朝日国立公園内に位置しており、主稜線は特別保護地区に指定されるとともに、森林生態系保全地域とされています。日本海からわずか50kmしか離れていないこともあるため、有数の豪雪地帯となっています。飯豊山の開山は白雉3(652)年とされ、古くから山岳信仰の山としても知られています。
特定非営利活動法人 飯豊朝日を愛する会は、2007年の設立以来、山形県小国町に事務所を置き、飯豊・朝日連峰において、安全登山の推進(避難小屋や山小屋の維持管理)、植生の復元(裸地化した登山道の被覆や植生調査)、遭難対策活動(登山技術講習会)などを行ってきました。
認定にあたっては、過去10年間の山岳環境保全活動などを評価しました。一般登山者から ボランティアを募って保全作業をすることは、山岳環境保全の意識醸成に効果が大きいと考えます。登山道保全による高山草原の復元は必然性が高く、助成対象としてふさわしいと判断しました。
[2019年度活動報告]
予定していた保全資材空輸は、空輸費の極端な高騰に加え、急遽保全施業地への空輸ができなくなりましたが、関係者の理解を得て、保全施業地まで約1.5kmにある門内小屋に資材を降ろすことができました。 ホームページやFacebookでの呼びかけに応じた一般登山者の方々が約450kgの資材を門内小屋から保全施業地まで搬送していただきました。
- 8月3日~4日に、関係者で施工箇所の下見を行い、設計図を作成。
- 8月31日~9月1日に、参加者57名が施工箇所において洗堀された登山道の修復作業を実施。
空輸した資材を使用し、過去に施工した小ダムに堆積していた砂とヤシ繊維を混ぜて土嚢に詰めて小ダムを設置しました。 またヤシネットに砂とヤシ繊維を混ぜて海苔巻き状のロールにし、小ダム兼排水路として設置しました。白いロープを張り、歩行路の固定を行っいました。
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