比叡山・比良山地 [ 滋賀県・京都府 ]

比良比叡トレイル協議会 open_in_new

認定年:2019年
助成金:630,000円
助成内容:安全登山のための道標設置

 

琵琶湖西岸に南北に連なる山々で、南の峰は大比叡(848m)、四明ヶ岳など5峰をあわせて比叡山、さらに稜線は途中峠から北へ権現山、蓬莱山、比良岳、最高峰の武奈ヶ岳(1214m)など1000m級の山々が連なり比良山地と呼びます。比良山地からは琵琶湖のみならず伊吹山から鈴鹿山脈、遠く白山や御嶽山が見えます。山地の地形は湿地や池、滝など変化に富み、ミズナラ、コナラやブナなど多様な樹木と四季折々の花が美しいです。

比良比叡トレイル協議会は、全国に広がるNPO法人日本ロングトレイル協会の活動趣旨に賛同し、2016年に活動を開始。同年9月から2017年8月まで、トレイルの予定ルート50kmの調査を開始。2018年度に完了予定であった道標第1期(山麓の起点11本)は、2018年9月に発生した台風により、山稜へのルート全域が被害を受け、歩行が困難になりました。2019年4月から6月まで延べ90名が倒木を整備し、2020年3月に2018年設置の道標第1期、山麓の起点11本と合わせて完了しました。

 

[2020年度活動報告]

2019年春に行った倒木の整備の第2期として、2020年の春にルートの整備を行いました。その後、ルート上に14本の道標を立て、そのうち4本に「寄贈 山と溪谷社・日本山岳遺産基金」と記し設置しました。

また、比良比叡トレイル協議会が日本山岳遺産に認定されたことをホームページやチラシ等で広くPRしました。

今後はこのように整備されたトレイルを多くの人に歩いていただくために、小中高校生の学習の場としても活用できるよう、働きかけていく予定です。

 

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