長野県大町高等学校(現 大町岳陽高等学校)山岳部 open_in_new
認定年:2014年
助成金:200,000円
助成内容:登山道整備のための器具の購入
登山道の確認と下見(4月26日)、ササ、灌木の刈り払い(7月11日)、 固定ロープの確認と拡充(10月17日)と、3回に渡り作業を行いました。 新入生5名(男子3、女子2)も加え部員の数は13名。鍬ノ峰登山道の整備事業は、2001年の学校創立100周年記念事業の一つとして取り組んできた事業です。
夏山シーズンを前にした7月が本番。ナタガマを振るいながらじりじりと前進。上級生は下級生に要領を伝えながら、意気揚々と作業を進めていきました。助成金は固定ロープ(10mm×100m)、作業用革手袋(1ダース)、 ヘルメット(12個)、ナタガマ(5丁)の購入費用として使用しました。
春には日本山岳遺産基金のことを知った登山者と山頂で出会い、活動 について感謝されたり、10月には近隣の他の高校山岳部の生徒とともに登山し、整備事業を手伝ってもらったりと、この山が地域の人々にも大事にされはじめていることをうれしく思っております。
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2014.10.30
日本山岳遺産ニュース
全国3カ所の日本山岳遺産認定地を発表
- 日本山岳遺産基金では、2014年度の「日本山岳遺産認定地」を決定しました。 本年度は計8団体からの申請があり、アドバイザリーボードの助言のもと、事務局で検討した結果、以下の3カ所を本年度の「日本山岳遺産」として認定することになりました。 各認定