道宗道 [ 富山県 ]

道宗道の会 open_in_new

認定年:2023年
助成金:700,000円
助成内容:登山道整備活動、登山道を活用したイベントの開催

 

道宗道は約500年前の越中五箇山に浄土真宗の教えを広めた赤尾の道宗が月に一度、井波の瑞泉寺に詣でるために歩いたとされる標高1000m前後の尾根筋の山道。近辺には山城跡や牛方石畳の道、合掌造りの集落などがあります。北アルプスの山並みや、砺波平野に広がるこの地域特有の散居村風景を楽しむことができます。一帯にはユキツバキ、オオカメノキ、マルバマンサク、ヒメアオキをはじめシャクナゲ、ユキワリソウ、ミズバショウ、カタクリなどの群生が見られます。また禁伐となっているエリアではブナ、ミズナラを主とした原生林があります。

「道宗道の会」は2010年4月設立。長い時の流れの中で歴史ある道宗道は雑木に埋もれてしまっていましたが、これを復興させようと2010年に有志が集まり道宗道の会を結成し、荒れ果てた登山道の伐開や階段、案内標柱等を設置して古道「道宗道」を復活させました。以降、登山者が安全に山歩きを楽しめるよう、周辺の山道の保全・管理を行うとともに、道宗道を活用した自然教室、トレイルラン大会への協力などを行い、活気ある地域づくりの実現に向けて活動をしています。

 

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