脊振山系 [ 福岡県・佐賀県 ]

脊振の自然を愛する会  

認定年:2019年
助成金:300,000円
助成内容:レスキューポイント制作

 

福岡・佐賀県境にまたがる東西50km、南北25kmほどの山域で、最高峰は1055mの脊振山。多様な植生があり、両県の重要な水資源地となっています。福岡市街からほど近く、地域住民の野外活動も盛んです。山岳密教の修験場だった痕跡が多数残り、臨済宗の開祖・栄西が中国から持ち帰った茶を植えた日本茶の発祥地でもあります。

脊振の自然を愛する会は、2008年に西南学院大学WV部OB・OGと福岡市早良区役所協働の道標設置活動を引き継いで、2012年に設立。以来、脊振山系の道標整備や登山道・遊歩道整備、自然保護活動を実施してきました。また、同区役所と協力して、山開きや清掃登山を通じた環境活動を行っています。

 

[2020年度活動報告]

登山者の道迷い遭難対策として、脊振山から三瀬峠の早良区エリアにレスキューポイントを設置する活動を行いました。これまでに設置してきた道標の支柱にQRコード付きのレスキュー板を取り付けるという作業です。2020年2月に認定された日本山岳遺産の助成金を活用し、夜間でもライトに反射して確認できるレスキュー板をデザイン、製作しました。

新型コロナウイルス感染拡大や梅雨の豪雨の影響を受けながらも、山中での携帯電話受信調査を株式会社ドコモCS九州の協力を得て、2000年4月と8月に実施。9年末からはWV部OBが主体となってレスキュー板の設置を開始し、10月4日までの延べ4日間で作業を終えました。しかし後日、レスキュー表示板を確認すると、取り付けたネジがすべて錆びており、また、板に被せた反射シートのせいでQRコードが読み取りづらいことがわかりました。そこで、ステンレス製のネジへの交換と、風雨に強い素材で作り直したQRコードのシールの貼り付け作業をさらに3日間かけて行いました。10月27日、計画から丸一年ですべてのレスキューポイントの設置を完了しました。

余談となりますが、12月16日、今回のレスキューポイント設置の功労により当会は福岡市早良区長から感謝状を受領いたしました。

 

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