シオジ森の学校 open_in_new
認定年:2010年
助成金:970,000円
助成内容:水源の森での地域の子どもたちへの環境教育活動
相模川水系葛野川の源流域に広がる小金沢シオジの森は、全国的にもめずらしいシオジの天然林が残る場所。ここで地元大月市の親子を対象に森林環境教育を展開しているのが「シオジ森の学校」です。
これまでシオジの植林活動やキャンプ、クラフト教室などを行ってきましたが、森全体の自然を捉えていませんでした。そこで当基金の助成金を元に、生原喜久雄東京農工大学名誉教授らの学識経験者を招き、計16日間にわたる自然調査を行いました。
その調査をもとに「シンポジウム小金沢シオジの森の魅力」を開催したところ、150人以上の参加者が集まりました。また、調査の成果を「シオジの森フィールドマップ」にまとめ、今後の活動に活用します。
事務局の山田茂さんによると、「これまで親子を対象にした活動でしたが、シンポジウムの参加者を見ると、もっと広い層がこの森に興味があることがわかりました。地元の人に自然を知っていただく意味でも、今後、どのように彼らを受け入れていくか、皆で議論しているところです」とのこと。
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「日本山岳遺産」認定地発表
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