南木曽岳 [ 長野県 ]

南木曽山士会 open_in_new

認定年:2015年
助成金:300,000円
助成内容:ボランティアによる登山道の維持整備

 

中央アルプス南西部に位置する南木曽岳(南木曽嶽とも/なぎそだけ・1679m)は御嶽山・木曽駒ヶ岳と合わせた「木曽三山」のひとつで、古くからの修験の山として知られています。ヒノキやアスナロ、サワラなどの常緑針葉樹林が多く見られる山腹、クマザサに覆われた山頂周辺、花崗岩の巨岩など、多様な植生と景観も特徴的です。

同団体は地元・南木曽町の有志を中心に、30年近く南木曽岳の登山道整備(ササ狩り作業、ハシゴの修繕など)を行っています。

これまで、登山道整備などの活動は団体メンバーを中心とした地元関係者で行ってきましたが、2016年度は長野県の「みんなで信州の山岳を守ろう!キャンペーン」の一環として、訪れた一般登山者にも協力を呼びかけて実施しました。背負子を貸し出しての資材の荷揚げや資材取り付けに登山者の協力を仰ぎ、第1回目の7月16日は約60人、第2回目の11月12日には約50人が参加して、蘭(あららぎ)登山口~山頂周辺までの登山道整備を行ないました。助成金は、ハシゴの補修に使うヒノキなどの資材費、釘やチェーンソーの替刃といった消耗品代などとして使用しました。

 

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