事務局からのお知らせ
山と溪谷社と日本山岳遺産基金が後援している「北アルプス安全登山アピール2023」が7月8日、東京・神田神保町で対面とオンラインで開催されました。北アルプスを擁する長野・富山・岐阜県の山岳救助隊や自治体で構成する北アルプス三県合同山岳遭難防止対策連絡会議が主催。対面での開催は4年ぶりとなりました。
三県それぞれの現場で活躍する山岳救助隊員が制服姿で登壇。会場に訪れた約70人とオンライン参加の約170人に向けて、実際の遭難事例などを挙げながら安全に登山を楽しむために気をつけなければならないことを語り、安全登山を呼びかけました。
長野県警察山岳安全対策課山岳遭難救助隊副隊長の母袋(もたい)周作さんは「登山は誰もが楽しめる生涯スポーツ。疲労や高山病などによる遭難を防ぐためには、目的の登山に見合った身体能力を維持できるだけの継続的なトレーニングが必要」と話し、夏山に向けての準備やトレーニング方法について解説しました。
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