NEWS / TOPICS

日本山岳遺産ニュース

全国2カ所を2022年度の日本山岳遺産として決定

日本山岳遺産基金は、2022年度の「日本山岳遺産」を決定し、以下の通り発表します。

アドバイザリーボードの助言のもと、事務局にて検討した結果、本年度は以下の2カ所を認定しました。各認定団体には、本年度中に助成金を拠出するとともに、山と溪谷社の媒体を活用した広報支援を行う予定です。

山名・地名 都道府県 認定団体 主たる活動
大雪山 旭岳 北海道 東川町大雪山国立公園保護協会 大雪山旭岳における自然・利用環境保全及び推進活動
鹿鳴越連山 大分県 一般社団法人 ひじ町ツーリズム協会 環境教育活動・登山道整備


2022年度の日本山岳遺産認定地と認定団体

 

大雪山 旭岳(北海道)/東川町大雪山国立公園保護協会

【山の概要】
大雪山の主峰である旭岳は北海道の最高峰であり、活火山。旭岳の中腹に位置する姿見の池園地、裾合平および旭岳温泉周辺の自然探勝路付近では、高山植物や北海道固有の野生動物を間近に見ることができる。山頂や主要展望地からは十勝岳やトムラウシなどの山々が望め、大雪山国立公園の特徴である「雄大さ」や「奥深さ」を実感できる。多様性に富んだ自然環境は、ヒグマ、エゾシカなどの大型哺乳類、高山蝶や猛禽類など希少な野生動物の生息地となっている。

【認定団体】
1969年4月設立。北海道の中心部に位置する大雪山国立公園の東川町域をはじめ、東川町全域を対象エリアとした各種自然環境保全活動、山岳遭難防止活動、及び持続可能な滞在型観光のシステム構築に関して必要な事業を行う。

【認定理由】
日本を代表する国立公園の維持に不可欠な活動を評価。また、行政との協働による事業体制をとっており継続的な活動が期待される。

 

鹿鳴越連山(大分県)/一般社団法人 ひじ町ツーリズム協会

【山の概要】
鹿鳴越連山(かなごえれんざん)は、別府湾や海越しの高崎山、鶴見連山や由布岳などを望む絶景スポットが多くあり、低い標高で咲くのが珍しい経塚山のミヤマキリシマで知られる。また広葉樹林、湧水や海の見える棚田などの貴重な自然環境がある。経塚山の里山には、アサギマダラが生息し飛び交う様が見られる。

【認定団体】
1989年8月設立。登山道整備やルートの調査、自然観察会などの活動を実施。鹿鳴越連山を自然保護にかかる子どもたちへの次世代育成の場として活用している。

【認定理由】
児童を中心に地域住民を対象とした自然観察会や自然環境セミナーなどを定期的に実施しており、次世代育成の点でも評価。

Copyright © 2002-2024 Yama-Kei Publishers Co.,Ltd. All rights reserved.