遺産認定地 トピックス
7月2日(土)、2021年度の日本山岳遺産に認定となった竜ヶ岳の認定報告会が三重県いなべ市で開催されました。会場となった宇賀渓観光協会の観光案内施設・竜のコバには、認定団体である竜ヶ岳自然環境保全推進委員会と竜ヶ岳登山道整備の会の会員が集まり、映像や写真パネルを使って新しい登山道整備工法の紹介やこれまでの活動の歩みを振り返りながら、日本山岳遺産認定の報告を行いました。
竜ヶ岳は鈴鹿セブンマウンテンの1座で、登山愛好家からの人気も高い山。当日は地元紙やケーブルテレビ局の取材も入りました。取材に対して両団体の代表である藤村雄二さんは、「長年の活動が認められ、会員の励みにもなる。竜ヶ岳を次の世代につないでいけるよう活動を続けていきたい」と語っています。
なお、翌7月3日(日)から、日本山岳遺産の助成対象となった竜ヶ岳緊急時避難小屋建設のための資機材の歩荷が開始。雨にもかかわらず、21名が歩荷に参加しました。
認定報告会の様子は、地元いなべ市の広報動画としてYouTubeで視聴可能です。
■関連リンク
いなべ市/日本山岳遺産認定 登山道整備起工式
https://www.youtube.com/watch?v=O4PBuNL_kwo
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