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日本山岳遺産ニュース

75名が参加!「第7回 日本山岳遺産サミット」を開催しました

2017年2月25日(土)、東京・神保町のインプレスグループセミナールームで「第7回日本山岳遺産サミット」を開催しました。当日は75人の参加者で会場は満席となりました。

2016年度日本山岳遺産認定地として、北海道・美瑛富士、福岡県・嘉穂アルプスが紹介され、認定団体の「山のトイレを考える会」と「嘉穂三山愛会」には日本山岳遺産認定証と副賞の「やまつみ」が贈られました。

その後、2つの団体の代表の方から、それぞれの山で行っている活動について、あるいは課題について説明いただきました。

左から当基金会長 川崎、基金のアドバイザリーボード 田中文男さん
山のトイレを考える会の皆さま、嘉穂三山愛会の皆さま


後半は、東京農業大学教授の山﨑晃司氏による「山でのクマとの新しい付き合い方」と題した特別講演が行われました。

本州のほぼ全域でツキノワグマの生息域と個体数が増加し、どこの山でもクマと遭う危険性があると思ったほうがよく、今までとは異なる新たな認識でクマと人間との共存を考えていく必要があることが話され、参加者から質問が飛び交うなど、クマの生態についての認識を高め、情報共有する有意義な時間になりました。

日本山岳遺産基金では、今後も全国各地の様々な団体を支援しながら、日本の美しい山を次世代につなげていく活動を行っていきます。

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